給湯器の種類や性能の比較などを徹底解説

小型瞬間湯沸かし器の解説

小型瞬間湯沸かし器とは

キッチンのシンクの上や洗面などの近くに取り付けることができる室内で使用するものを小型瞬間湯沸かし器と言います。

いつでも温水を使えるようにするのが給湯器の役目ですが、その中でも瞬間湯沸かし器は食器洗いなどの限定的な使用に特化しています。

水道水を内部の配管に引き込み、ガスの力でバーナーを点火して加熱しすることで温水を作り出します。

使用したいときに作動ボタンを押すだけでこの作用を瞬時に行うことから、瞬間湯沸し器と呼ばれています。

小型瞬間湯沸かし器には元止め式と先止め式の2つのタイプがあります。

元止め式の小型瞬間湯沸かし器

元止め式は給湯器から直接蛇口が設置されていて内部にある水流センサーで着火、消火を切り替えることができます。

おなじみのシャワータイプはこちらの元止め式ですね。

先止め式の小型瞬間湯沸かし器

先止め式は給湯分岐配管によって、給湯配管自体に蛇口を設けることができるものです。

蛇口の開閉でセンサーが働き着火、消火を切り替えます。

蛇口を複数設置することができるメリットがあります。

小型瞬間湯沸かし器の使用上の注意

小型の給湯器は固定して配管するのが容易なのでガスの種類を注意すれば簡単に交換することができます。

ただし、室内で使用するので吸気も排気も室内の空気を利用します。

しっかりとした換気を行わないと不完全燃焼や一酸化中道などのリスクがあります。

危険な状態にならないように使用するときは窓を開けるか換気扇を使うなどの工夫が必要です。